7/25 NSR250R:キャブ清掃

オーバーフローして、クランクケースの中にガソリンが貯まった結果、キックが下りなくなってしまったため。色々と修理?をしてました。

プラグを外してキックすると、ガソリンがバシャ―っと出てくる感じです。

やった順番としては

①キャブを分解して、フロートバルブの噛み込みが無いかを確認・清掃

②オーバーフローの結果、クランク、チャンバーに溜まってしまったガソリンの排水

そんな感じです。


キャブ分解なのですが

まず、シートを外します。

その後、燃料ホースを外した後、ガソリンタンクを外します。

その後、エアクリーナーBOXを外します。

そうすると下の写真のようになります。真ん中にある銀色の部品がキャブレターになります。NSR250はV型2気筒なのでキャブは二つ連結されています。

今回見たいのは、キャブのフロートバルブ周りだけなのでキャブの周りのチューブなどは極力触らずに無視していきます。(この辺りのめんどくささがNSR50と大分違う…。)


こんな感じで浮かせて、キャブの下部にあるプラスねじを緩めて、分解していきます。キャブの下にあるのがインテークマニホールド(キャブとエンジンを結合する樹脂部品)その先にはリードバルブ(混合気を送って、吹き返しが来ないようにする弁?)的なモノがあってエンジン内部に繋がっています。※認識違いがあったらごめんなさい。


キャブの中身はこんな感じです、2枚目がお尻の方ですね。良く見たらゴミが付着していることがお分かりになると思います。軽めなのでパーツクリーナーでシュッシュ。

上の絵の真ん中にある金色の部品が各種ジェットです。

スロージェット、メインジェットの二種類あって右上がメインかな?それぞれスロットル低開度、高開度時の混合気内の燃料の濃さを調整する部品です。

他にもニードルとかあるのですが割愛。

今回見たいのは、フロートバルブ周りなので、フロートピンを外してフロートを外します。


ジェット類の上に見えるのが、フロートの受けの穴?になります。(ここからタンク内のガソリンがキャブ内に降りてきます)

そして、フロートバルブがこれ


綺麗な下の写真と比較すると、一目で分かるかと思います。バルブの周辺にゴミが付着してました。

ゴミが付着すると、キャブ内にガソリンが貯まってフロートが浮いたとしてもフロートバルブが栓の役割を果たすことができず、ジャー っとガソリンをエンジン内、及びチャンバー内に垂れ流すことになります。

錆びたタンクがいかに面倒かお分かりいただけただろうか・・・・。


上記の対策として、燃料ホースの間に社外フィルタを入れました。

こんな感じです、ろ過紙と磁石がついていて錆をキャッチする構造らしいです。ただ背反もあると思っていて、アクセル開度に対して、フィルターが抵抗になり十分なガソリンを供給できなかった場合、混合気が薄くなって焼き付きの原因になったりするんじゃないかな?とか思ってます。

適時プラグを見るのが一番ですね。


あと、チャンバー内のガソリン抜き。



外して。


抜く。


一言だけど、結構面倒でした。 ユニバーサルジョイントとT型レンチが無いと外すのは不可能です。あとチャンバーにも外す順序があるのかな?パズルしてる感じでした。

結果、エンジンはかかり 今のところガソリン漏れも無いのですが。左側のチャンバーの排気が弱く、まだ何かありそうな感じです。

だれか知識のあるかたご教示願います。。。


以上

単車好きの限界集落

・個人的バイク生活 ・MOTOGPについて ・その他色々 など、ダラダラと記録していこうと思ってます。

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